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社労士の合格率はなぜあんなに低いのか?気にする必要はない理由も解説

悩んでいる人

社労士試験の合格率は6%前後・・・

 なぜあんなに低いのだろう。最難関試験じゃないか・・・

 

社労士試験の合格率が低いことに理由はあります!

 気にする必要はないですし、努力すれば合格できる試験です。

 

 2020年度の社労士の合格率はなんと6.4%です。相当低いです。

難関資格と言われる「弁理士」「司法書士」「税理士」と比較してみても相当低いことがわかります。

弁理士 司法書士 税理士 社労士
合格率 8.1%(2020年) 4.4%(2020年) 15.3%(2020年) 6.4%(2020年)

一見すると社労士試験は「弁理士」「司法書士」「税理士」と同等に難しい試験に思われるかもしれませんが、合格率が低い背景を知っていれば気にする必要はありません。

本内容では、合格率が低い背景と気にする必要がないといえる理由を解説していきます!

本内容の構成

1.社労士試験の合格率の推移

2.社労士試験の合格率が低い理由

3.社労士試験の合格率は気にする必要がないと言える理由

4.社労士試験の合格率のまとめ

1.社労士試験の合格率の推移

社労士試験の合格率の推移をまとめると以下のとおりです。

2016年 2017年 2018年 2019年 2020年
合格率 4.4% 6.8% 6.3% 6.6% 6.4%

上記のとおり、合格率は近年では6%~7%を維持しています。

合格率だけを見ると社労士試験は難易度が相当高い試験のように思われるかもしれません。

2.社労士試験の合格率が低い理由

社労士試験の合格率が低い理由をまとめると以下のようになります。

  • ⓵試験科目が多すぎるため。
  • ②各科目に足きり制度があるため。
  • ③免除制度がないため。
  • ④時間内に回答することが難しいため。
  • ⑤無勉層が多すぎるため。

⓵試験科目が多すぎるため

試験科目をまとめると以下のとおりです。

選択式
文章の一部が空欄であり、
その空欄を選択肢で埋める問題
択一式
5つの文から
正しいもの(まちがっているもの)を選択する問題
10:00~11:50 13:20~16:50
1問 労働基準法(7問)+労働安全衛生法(3問)
1問(徴収法を除く) 労働者災害補償保険法(7問)+徴収法(7問)
1問(徴収法を除く) 雇用保険法(7問)+徴収法(3問)
2問 労働管理その他の労働に関する一般常識(5問)
社会一般に関する一般常識(5問)
1問 健康保険法(10問)
1問 厚生年金保険法(10問)
1問 国民年金法(10問)
合計8問 合計70問

上記のとおり、試験科目の数は全部で10個もあり、しかもほぼ全てが専門性の高い科目です。

これに対し、行政書士の試験科目は、「基礎法学」「憲法」「民法」「行政法」「商法」がメインであり、法学部出身であれば馴染みのある科目が多くやりやすいといえます。

このように、専門性が高く、しかも科目数が多いことが社労士の合格率が低い原因の1つに挙げられます。

もし行政書士か社労士で迷っているなら、合格しやすい行政書士がおすすめです。

行政書士の勉強法はこちらの記事で解説しています。

②各科目に足きり制度があるため

また、社労士試験では各科目に足きり制度があります。

ボーダーラインは毎年変動しますが、択一式・選択式のそれぞれにボーダーラインがあり、さらに各科目にボーダーラインもあるので足きりが多すぎることに注意してください。

例えば、午後の選択式で満点をとったとしても、択一式でボーダーラインよりも得点が低ければ不合格です。

特に択一式はたったの8問しかなく、ボーダーラインを下回り易いので注意が必要です。

③免除制度がないため

また、社労士試験は免除制度がないことも合格率が低い理由です。

弁理士試験の場合、「短答試験」「論文試験」などありますが、例えば、「短答試験」に合格すれば、その年に不合格であっても2年間は短答試験は免除されます。

これに対し、社労士試験は、1日で全ての試験を終える試験であり、択一試験や選択式試験が満点であっても不合格であればまた翌年0からスタートです。

④時間内に回答することが難しいため

さらに、社労士試験は論述試験がなく、一見すると簡単な試験に思えますが、問題文の分量が多くなかなか試験時間内に全てを回答することが難しい試験です。

特に選択式試験は、210分で70問を回答する必要があります。

1問あたり3分で回答する必要があるのですが、問題文も選択肢も文量が長めであり、なかなか時間内に回答することが難しいです。

このため、社労士試験は過去問をフルに活用して、試験問題になれる必要もあります。

⑤無勉層が多すぎるため

以上のとおり、社労士試験は独特の試験であり、慣れない受験生が多く合格率は低い結果となります。

しかし、「6.4%」と異様に低い理由として、もっとも大きな理由は無勉層が多すぎることにあります。

無勉層とは、全く勉強していない受験生のことを言います。

ではどのくらい無勉層がいるのかと言われるとなんと受験生のうち半数は無勉層とも言われています。

参考:「社労士受験生4万人のうち2万人は無勉層であることが判明!」(外部リンク)

このため、合格率はもっと高いとみてよく無勉層以外の受験者数を2万人とすると合格者は2,200人なので合格率は実質的に12%程はあると思ってもよいでしょう。

3.社労士試験の合格率は気にする必要がないと言える理由

以上の通り、社労士の場合、無勉層の割合も大きく合格率はそこまで気にしなくてよいといえます。

上位数%は才能の世界ですが、上位10%以内であれば、努力次第で達成できます。

というのは、社労士に限らず資格試験の受験生のほとんどは、無勉とまではいかなくても勉強を継続できない人が多いからです。

また社労士試験は論述試験はないため、答案の書き方など文章力は評価されず、完全に知識のインプット量で合否が決まります。

つまり、努力次第で合格しやすい試験といえますし、不合格であれば単なる努力不足といえます。

4.社労士試験の合格率のまとめ

ただし、社労士で成功するには、試験に合格することは単なる通過点に過ぎません。

そこから実務を積んでいき集客を目指していくことが本当の戦いです。

このため、試験にいつまでも合格しないといつまでたっても成功しません。

試験勉強は最短で合格するようにしましょう。本ブログでは勉強法と通信講座のおすすめを紹介しているのであわせてご覧頂くことをおすすめします。

また、通信講座のおすすめも紹介しているのであわせてご参考に。

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