
資格の勉強をしているけどなかなかはかどらないなあ。
勉強法が間違っているのだろうか。
資格勉強のやり方が間違っていると非効率であり、合格への道は遠ざかります。
資格勉強でこれはやめとけと思う勉強法を5つ紹介しておきますのでご参考に!
なお、大事なことを先に言っておくと、高等教育でやってきた勉強法を資格勉強にあてはめると合格はしにくいと思います。
学校で身につけた勉強法と資格勉強法は別物と割り切ったほうがよいです。以下でくわしく説明していきます。
1.資格勉強でやめとけと思う勉強法
やめとけと思う勉強法をまとめると以下のとおりです。
⓵予備校に通学すること
②ノートを使用すること
③勉強グッズを必要以上にそろえようとすること
④頭を使わない作業をすること
⑤マニアックな知識をつけようとすること
順番に解説します。
⓵予備校に通学すること
このブログでは何回も言っていますし、まだ言いますが予備校の通学はおすすめしません。
理由は「通学時間が無駄」「聴講は受け身になりがちで身につかない」などさまざまです。
一見すると、講師の聴講を受ければよく、受験生にとって楽な勉強法ではありますが、それならわざわざ予備校に通学しなくても通信講座を利用すればいい話です。
また予備校に通学する場合、全ての科目を終えるころには試験日が近づいています。
最初に学んだところはすでに忘れていたりしていますので、知識の定着の効率が非常に悪いです。
まずは通学は非効率という認識をもつようにしましょう。
では他の選択肢として、「独学」「通信講座」のいずれかが考えられますが、社会人の場合時間を上手く活用するために「通信講座」の利用をおすすめします。
特に「行政書士」あたりの難易度以上であれば通信講座を利用した方がかえってコスパがよいです。
勉強時間を短縮できますし、通信講座の費用も昔と違って格安のものもありますから。
実際に筆者も通信講座を利用して弁理士試験(短答・論文必須・口述)に一発合格しています。
②ノートを使用すること
このブログでは何回も言っていますし、まだ言いますがノートの使用もおすすめしません。
理由は非効率。この一言です。
復習に読み直すのは基本書でOKです。
そして基本書をノート代わりに書き込めばよいのです。
筆者の場合、条文集(四法対照)をノート代わりにして使いました。
基本書とノートを一体化させることで復習で見直すものは1つだけとなるので効率が良いです。
おまけに外出する際は基本書を1冊だけ持っていけばよく、わざわざノートを持ち歩く必要もありません。
復習のための見直すものが複数あれば持ち歩く際もどれかを持っていくのを忘れるリスクもあります。
ノートをおすすめしない理由と基本書をノート代わりに使うやり方については過去記事でくわしく解説していますのでそちらもご参考に。
③勉強グッズを必要以上にそろえようとすること
勉強法に直接関係はないですが、勉強は必要最小限のものをそろえたらすぐに始めることをおすすめします。
あれもこれも勉強グッズを買い揃えているとフットワークも遅くなりがちでおすすめしません。
勉強グッズはボールペンと用紙と蛍光ペンさえあればOKですし、これらはダイソーなどの100均ですぐにそろえることができます。
勉強グッズはこちらの記事でくわしく解説していますのでご参考に。
④頭を使わない作業をすること
頭を使わない作業に時間をかけすぎないようにしましょう。
例えば、単語帳を作るとか。単語帳を作ることに無駄に時間をかけすぎます。
それならば1問1答形式のアプリなどを使ったほうが効率的です。
インプットとアウトプット以外にかける時間はなるべく抑えるようにしましょう。
さきほどの、基本書をノート代わりにすることも単に書き写すのではなく、自分で要約して書き写すようにしましょう。
要約は重要なアウトプットです。また論述試験がある場合は、要約をやっておくと答案の書き方のスキルが身につきます。
⑤マニアックな知識をつけようとすること
最後にマニアックな知識をつけようとしないようにしましょう。
特にベテランの受験生にありがちな傾向です。
やると基礎をおろそかにしてしまいます。
資格勉強は、受験生がだれもで回答できる問題を解くことが重要であって、だれもが解答できない難問を解けるかどうかは重要ではないのです。
そして、ベテラン受験生が陥りやすいこととして、自分は基本を完璧にこなしたと盲信し、難問にチャレンジしようとすることです。
しかし、資格勉強において難問はだれも求めていません。回答できなくてもOKなのです。
重要なのは基本的な問題をはずさないこと。この1言に尽きます。
2.資格勉強でおすすめの勉強法とは
では資格勉強でおすすめの勉強法は何か。
それは過去記事で詳しく書いていますが、「俯瞰仰視反復法」がおすすめです。
まず通信講座の動画を全部見流し、その後に1単元ごとにインプットとアウトプットを行い、最後に解けない問題をしらみつぶしで繰り返し解いていきます。
具体的な勉強は過去記事で解説していますのでこちらをご参考に。
3.資格勉強のまとめ
以上、資格勉強でやめとけと思う勉強法を紹介しました。
本ブログでは士業の資格についてくわしく解説していますのであわせてご覧頂ければと思います。