弁理士試験

【2023年最新】弁理士通信講座のおすすめと比較は?合格者が解説

悩んでいる人

弁理士の通信講座の数は多すぎる…

通信講座はどれがいいのか…悩むなあ。

おすすめを教えてほしい。

こうした疑問に答えます。

士業男子やま

弁理士資格を取得するためには、独学や通信講座での学習が一般的です。

しかし、通信講座は数多く存在し、どれを選んで良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では弁理士通信講座の中でも代表的なものを4つ紹介します。

さらに、失敗しないための選び方のポイントも解説します。

 

[st-kaiwa2]本内容ではこれらの4つの通信講座に厳選して、おすすめの理由を弁理士試験合格者の筆者が答えます。

 

士業男子やま

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弁理士の通信講座の特徴とメリットとデメリット

士業男子やま

弁理士の通信講座の特徴は以下のとおりです。

  • 自宅で自分のペースで学習できる
  • 多くの講座では、オンライン学習やテキスト・動画教材などを活用している
  • 社労士試験に必要な知識やテクニックを効率的に習得できる
士業男子やま

筆者も一昔前ですが、通信講座を利用しました。

自分のペースで学習できるので効率よく勉強できたと思います。

自身の経験も含めて通信講座をおすすめします。

続いて、通信講座のメリットをまとめると以下のとおりとなります。

  • 通学講座に比べて、時間・費用を節約できる
  • 勤務時間や家事などのスケジュールに合わせて学習ができるため、自分のライフスタイルに合わせた学習ができる
  • 資格取得までの勉強時間を長く確保しやすいため、余裕をもって勉強しやすい

 

一方、通信講座のデメリットをまとめると以下のとおりとなります。

  • 自宅での学習がメインとなるため、勉強環境を整えたり、集中力を維持したりする必要がある
  • 講師や他の受講生とのコミュニケーションが少なく、独学での勉強と近い感覚に陥る
  • 質問や不明点があった場合、即座に解決することが難しく、自己解決する必要がある

 

このため、メリットとデメリットをふまえると、通信講座がおすすめな人は以下のような方です。

  • 社会人で忙しく、通学が難しい人
  • 遠方に住んでいて、通学が不便な人
  • 自分のペースで学習したい人
  • 学習スタイルが自己学習に向いている人
  • 短期間で効率的に学習したい人
  • 資格取得に余裕をもって取り組みたい人
  • 自分のライフスタイルに合わせて学習したい人
  • 予算に余裕がなく、費用を抑えた学習をしたい人

 

士業男子やま

上のような人にあてはまるなら筆者は通信講座を強くおすすめします。

それでは引き続き、通信講座の選び方のポイントを解説していきます。

弁理士の通信講座の選び方のポイント

士業男子やま

弁理士の通信講座の選び方のポイントをまとめると以下のとおりです。

ポイント

講座内容

講師の質

サポート体制の充実度

受講費用

合格率や口コミの評判

講座内容

通信講座は、テキスト主体、動画講義主体、テキストと動画講義を組み合わせたもの、などさまざまです。

自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

士業男子やま

筆者は、テキストと動画講義が組み合わせたもので効率よく勉強できました。

テキストつきの動画講義主体の講座がおすすめです。

講師の質

講座を担当する講師は、実務経験が豊富で、わかりやすく説明できる講師が担当しているかどうかを確認しましょう。

サポート体制の充実

独学に近い形で勉強することに不安な方は、質問や不明点があった場合、適切にサポートしてくれるかどうかを確認しましょう。

また、学習相談や受験対策などのサポートも充実しているかどうかを確認しましょう。

受講費用

自分の予算内で受講できるかどうかを確認しましょう。

また、受講料以外に別途必要な費用があるかどうかも確認しましょう。

合格率や口コミの評判

講座の合格率や受講生の口コミ評判も重要です。

合格率や口コミ評判が高ければ合格の可能性は高なります。

実績や評価を確認しましょう。

 

弁理士の通信講座のおすすめは?

士業男子やま
代表的な通信講座は以下のとおりです。
スタディング アガルート 資格スクエア LEC
価格 88,000円(弁理士 基礎・短答・論文 総合コース) 195,800円(総合カリキュラム)
※ただし2023年合格目標は30%OFF
297,000円(基礎・短答・論文パック) 435,000円(1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括【通信】)
講座内容 講義動画
WEBテキスト
製本版は有料(+16,500円)
講義動画
フルカラーテキスト
通信講座では珍しく民法対策あり
(民法ありの場合239,800円)
講義動画
フルカラーテキスト
青本講座のレジュメあり(PDF教材)
音声ダウンロード機能は+10,000円
通学と通信のいずれかを選べる
WEB通信とDVDの両方を選べる
サポート 質問はチケット制(有料) 条件付きで合格者全額返金制度あり 月1回 林講師との相談会(ZOOM)あり。
ワンクリック質問機能
専門スタッフが質問などに回答
専用自習室がある
合格実績 合格者の声あり 40.91%(令和4年度) 合格者の声あり 初回受験合格者5人に4人がLEC初学者向けコース出身とあり(2017年~2022年)
申込み こちらから こちらから こちらから こちらから
評判・口コミの記事

評判・口コミはこちらから

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※価格・合格実績は変動することがありますので上記の各通信講座のサイトで確認してください。

 

ひと昔まえであれば弁理士の通信講座の費用は40万円以上が当たり前でしたが、今は価格破壊がすすんでいます。

上記の表をみていただくと

スタディングの通信講座の費用が破格の安さになっています。

講座費用が88,000円となっており、資格スクエアの通信講座の費用でも297,000円、アガルートの通信講座の費用でも¥195,800と比較してもかなりの価格差があります

では価格だけで講座の選択をしてしまってよいのか。

講座内容や合格実績はどうなのか。

以下に、それぞれの通信講座をくわしく見ていきます。

弁理士の通信講座の詳細比較

士業男子やま
ここでは、さらに代表的な弁理士の通信講座を比較していきます。
スタディング アガルート 資格スクエア LEC
価格 88,000円(弁理士 基礎・短答・論文 総合コース) 195,800円(総合カリキュラム)
※ただし2023年合格目標は30%OFF
297,000円(基礎・短答・論文パック) 435,000円(1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括【通信】)
講座内容 講義動画
WEBテキスト
製本版は有料(+16,500円)
講義動画
フルカラーテキスト
通信講座では珍しく民法対策あり
(民法ありの場合239,800円)
講義動画
フルカラーテキスト
青本講座のレジュメあり(PDF教材)
音声ダウンロード機能は+10,000円
通学と通信のいずれかを選べる
WEB通信とDVDの両方を選べる
サポート 質問はチケット制(有料) 条件付きで合格者全額返金制度あり 月1回 林講師との相談会(ZOOM)あり。
ワンクリック質問機能
専門スタッフが質問などに回答
専用自習室がある
合格実績 合格者の声あり 40.91%(令和4年度) 合格者の声あり 初回受験合格者5人に4人がLEC初学者向けコース出身とあり(2017年~2022年)
申込み こちらから こちらから こちらから こちらから
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※価格・合格実績は変動することがありますので上記の各通信講座のサイトで確認してください。

弁理士試験の予備校・通信講座「LEC」

 LEC(「1年合格ベーシックコース」)のメリットとデメリットは以下のとおりです。

ポイント

■メリット

  • 合格者数の実績が高い
  • 講師陣の質に定評がある

■デメリット

  • 価格(1年合格ベーシックコース)が高め。

 「LEC」はあらゆる予備校の中で最も合格者数を輩出しています。

 合格者数を多数輩出しているのは厳選された質の高い講師陣が揃っているからです。

 筆者もLECにお世話になり、1発合格させてもらいました。

 このためLECだと安心して勉強できるというメリットがあります。 

 

 

 しかし、LECの価格は高すぎるところが難点です。

そこで、料金と講座の質のバランスがとれたものに、「資格スクエア」があります。

弁理士試験の予備校・通信講座「資格スクエア」

 資格スクエア(「基礎・短答・論文パック」)のメリットとデメリットは以下のとおりです。

ポイント

■メリット

  • 大手と比べると安い価格(¥297,000
  • 合格最年少を輩出しているなど新鋭ながら実績は高い
  • オンラインの学習システムが充実しており、忙しい社会人でも勉強しやすい

■デメリット

  • 大手と比べると知名度が劣る

 「資格スクエア」の特徴は、価格が「¥297,000」です。

 大手予備校の価格に比べるととても安いです。

 そうすると、大手予備校に比べて教材の質が悪いのではないかという印象を受けます。

 これに対し、資格スクエアの弁理士講座の合格者の声を抜粋します。

菊池先生:
講義では、原則を丁寧に講説明してくださるので、例外が明確に理解できました。
1年目に他校で勉強をしていたときは、重要なところがどこかわかるが全体の中での位置づけがわかっていませんでした。

菊池先生の講義で、それまで点でしかなかった知識がつながり体系的な理解ができました。

菊池先生は、厳しさの中にも温かさを感じ、受講生のことを真剣に考えて下さっていると感じました。

林先生:
受講生に寄り添った指導をして頂きました。
趣旨を整理して学習することができる講義で大変助かりました。板書もわかりやすかったです。

青本講座は短答式試験後によく講義を聞いていましたが、趣旨がよくわかるためもっと早めにやっておいてもよかったと感じています。

青本レジュメは、5段階でレベル分けもされているので、強弱をつけた勉強ができ助かりました。

参考:https://www.shikaku-square.com/benrishi/interview_2019_1

 実際に、筆者も資格スクエアの有料の弁理士講座を受講しました。

 受講した感想はこちらで解説していますが、結論を言うと、弁理士試験の最大の難関である論文試験の対策が充実しており大手予備校の質にひけをとらない印象です。(筆者はLECを受講。)

 

 論文の解き方と書き方にわけて解説しており、アウトプット用の演習も多めです。

 また、資格スクエアは他の予備校にない便利なオンライン学習機能があるのもポイントも高いです。

  • レジュメ※講義動画と一緒にオンラインで表示される。自分でマーカなどもつけられ、簡単にノートが作れる。
  • 質問 ※オンラインで可能。わからないことがすぐに解決できる

 以上のように、資格スクエアの利点は、学習の全てがオンラインで完結することであり、テキストを持ち込まなくてもよく、電車などの隙間時間を有効活用できます。

 このため、特に、忙しい社会人にとっておすすめです。

 

しかしながら料金をもっと安く抑えたいとか、論文試験の選択試験の対策もしたいという方もいるかもしれません。

そこでそういう方におすすめなのがアガルートです。

 

弁理士試験の予備校・通信講座「アガルート」

アガルートの弁理士講座のメリットとデメリットは以下のとおりです。

ポイント

■メリット

  • はるかに安い価格
  • 他資格の講座では合格実績が高く、評判も高い
  • オンラインの学習システムが充実しており、忙しい社会人でも勉強しやすい
  • 条件付きで合格者全額返金制度あり

■デメリット

  • 質問への対応サービスがない

アガルートは、費用がはるかに安めであり、今勢いのある資格講座です。

弁理士以外の講座の教材の評価は高く、合格実績も高いことが特徴です。

フルカラーでわかりやすいテキストに定評があります。

おまけに講師が弁理士試験だけでなく司法試験も合格しているため民法対策もあります。

 

特に文系出身者で選択試験も必要なかたにおすすめです。

さらに料金を安く抑えたいなら「スタディング」がおすすめです。

弁理士試験の予備校・通信講座「スタディング」

 スタディング(「総合コース」)のメリットとデメリットは以下のとおりです。

 

ポイント

■メリット

  • 圧倒的な安さ

デメリット

  • 論文のアウトプット量が少なめ

 スタディングの特徴は、価格が圧倒的に安いことです。

 ただし、無料で見られる動画と講座内容を僕がうけてみたところ、論文対策のアウトプット量は少なめの印象を受けました。 

 このため、これだけで弁理士試験に合格することはやや難しいかもしれません。

 ただし、答練や模試を受けたりしてアウトプットを高めたり工夫次第でなんとかいけそうです。

弁理士の通信講座のおすすめと比較のまとめ

 ぶっちゃけ今の通信講座の価格は安くなっています。

 筆者が受験生の頃は、大手予備校しか選択肢がなく、40~50万円くらい払いました。

 そのとき、業界未経験でしたが、短答試験に合格していたこともあり、うまく特許事務所へ転職できました。

 特許事務所へ転職して前職よりも月収当たり3万円以上はアップしてボーナスも含めて1年たたずして回収できました。

 

 今では、さらにその半額位の価格ですすめることができます。

 しっかりと勉強して1~2年で合格すれば、すぐに回収は可能です。

 

 弁理士への近道は、教材をすぐに準備して早いうちに勉強にとりかかることです。

弁理士の最大の難関は資格に合格するのではなく、実務を身につけることにあると思ってください。

実務を身につけるにあたり、資格合格は早めにすませておく必要があります。

そして、資格と実務の両方を備えると人生が楽になります。これは筆者の経験上間違いなく言えます。

 

 勉強は継続が重要ですが、行動も重要です。

 早いうちに教材を準備してすぐにとりかかることをおすすめします。(すでに受験を始めている同期もいることを忘れずに。)

スタディング アガルート 資格スクエア LEC
価格 88,000円(弁理士 基礎・短答・論文 総合コース) 195,800円(総合カリキュラム)
※ただし2023年合格目標は30%OFF
297,000円(基礎・短答・論文パック) 435,000円(1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括【通信】)
講座内容 講義動画
WEBテキスト
製本版は有料(+16,500円)
講義動画
フルカラーテキスト
通信講座では珍しく民法対策あり
(民法ありの場合239,800円)
講義動画
フルカラーテキスト
青本講座のレジュメあり(PDF教材)
音声ダウンロード機能は+10,000円
通学と通信のいずれかを選べる
WEB通信とDVDの両方を選べる
サポート 質問はチケット制(有料) 条件付きで合格者全額返金制度あり 月1回 林講師との相談会(ZOOM)あり。
ワンクリック質問機能
専門スタッフが質問などに回答
専用自習室がある
合格実績 合格者の声あり 40.91%(令和4年度) 合格者の声あり 初回受験合格者5人に4人がLEC初学者向けコース出身とあり(2017年~2022年)
申込み こちらから こちらから こちらから こちらから
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※価格・合格実績は変動することがありますので上記の各通信講座のサイトで確認してください。

 弁理士に短期合格するための勉強法も紹介しているのであわせてご覧いただければと思います。

 

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